金持ち父さん指針 ステップ①自分のために働くことを考える－その３

　やっぱりベースは賃借対照表と損益計算書。

＜その３－５年後の目標の数値化＞

■５年後の目標を達成したときの賃借対照表と損益計算書を作成する

　その２の長期目標は具体化しておきましょう。
　その時の資産はどんな状態？負債があるか？キャッシュフローはできてる？何から収入を得ているの？と言ったことも数値化することで具体化できます。
　そしてそうなりたいという夢と具体的にどうすればいいかということを考える指針になります。

　その１で利用した、”「私は今どこにいるのだろうか」わたしの財務諸表”の５年後版作っちゃいましょう。


■キャッシュフローパターン

１．貧乏な人の財務諸表
２．中流階級の財務諸表
３．金持ちの財務諸表

　が存在します。これは多分、本当に当てはまると思いますね。



　貧乏な人の財務諸表は、収入は給与、支出がほとんど埋まってる状態、資産はほとんどなく、負債は知人からの借金／クレジットカード／自動車ローンあたりに大きく記入されているかどうかって感じでしょう。収入－支出がマイナスになっていたら、貧乏まっしぐらでしょう。



　中流階級の財務諸表は、収入は給与、支出はほとんど埋まってる、資産は銀行にちょびっと、負債部分がドーンと書かれているのが特徴でしょうか。給与として入ってきた分を、ほとんど負債を処理する分の支出に充てている状態です。いわゆる、家やマンションのローンが大きい、もしくは子供がいて教育ローンがあったりする場合、ここに給与を充てますもんね。そして、浮いた分だけ貯金に回す・・・とは言っても、必要に応じて解約するので資産が少ないという状態かもしれません。



　金持ちの財務諸表は、収入は給与のみならず色んな不労所得やポートフォリオ所得があり、支出があまりない。資産だらけ、負債がほとんど無い。給与が無くても、不労所得で生計がなりたっちゃうかもね。負債が無いので、支出は生活費のみ。もし生活費以上に収入があれば、その分がどんどん資産になって行き、資産が増えれば収入が増えるというプラスのスパイラルになっていくことでしょう。資産が増える形ができてしまえば、ありあまる資産で好きなことがやれるってことですよ。


■金持ちキャッシュフローを計画する

　さあ、５年後の目標は３．の状態になるようなキャッシュフローにしましょう。難しいと思ったら、負債が無い状態を目指しましょう。その後に少しづつ資産を増やしていけばいいんだから、まずは負債を無くす方向で計画を立てましょうね。